「高回収率な買い目そのもの」は伝えるべきじゃない?
私が実際に買っている馬連の買い目に、↓のものがあります。
この記事を書いてる時点から、過去10カ月間を対象にした過去成績です。
件数 | 的中数 | 的中率 | 回収率 |
4,631 | 303 | 6.5% | 136.0% |
ある競馬AIの予測から期待値を計算し、分析を重ねて買うことに決めました。
この買い目はどういう条件付をすれば特定できるのか?
それを細かく書く事が、「高回収率な買い目そのものを伝える」ということです。
それを続けるとどうなるか?
同じ買い目を買う方が増えれば、オッズはピンポイントで下がります。
と言うと、
「そんな影響力はないのでは?」
と思う方が多いはずで、その通りです。
ご参考頂く方の人数が少なければ、オッズへの影響はごく僅かです。
しかし、私は
「いま何人くらい・どんな方が参考にしているか」
という問題ではないと考えてます。
「その行為を続けた先に、どんな未来が待っているか?」
これが重要だと思います。
どんな状況になっても、その情報の有益性をできる限り長く守らないといけません。
買い目の公開はこの考えの逆を行く行為のため、すべきでないと判断しました。
「何らかの制限」をすれば、買い目公開は効果的!
とはいえ、効果的な買い目公開のやり方もあります。
発信者が「閲覧人数を何らかの方法で制限している」という場合です。
オッズへの影響を考え、ここまではOKとボーダーラインを決めた上での公開は効果的なはずです。
しかし、当サイトは無料で誰でも見ることが出来ます。
この状況である以上、買い目そのもの・または容易に特定できる情報の出し方はNGです。
ではどんな情報の出し方をするのか?
冒頭の馬連成績表をもう1度見ます。
件数 | 的中数 | 的中率 | 回収率 |
4,631 | 303 | 6.5% | 136.0% |
この買い目に辿り着く途中に、2頭の期待値を合計するという手順があります。
※1頭目が期待値100%・2頭目が80%なら合計180%。
合計した期待値の数字ごとの成績が↓です。
期待値の合計 | 件数 | 的中率 | 回収率 |
180%~ | 27,974 | 3.1% | 95.3% |
170%~ | 8,075 | 3.2% | 72.7% |
160%~ | 10,029 | 2.6% | 76.6% |
150%~ | 11,762 | 2.0% | 88.1% |
140%~ | 13,469 | 1.7% | 78.2% |
130%~ | 14,538 | 1.1% | 63.0% |
130%未満 | 141,504 | 0.3% | 39.1% |
合計が180%を超えると、馬連の回収率は95.3%とかなり良くなります。
しかし…
- 約10カ月で馬連の母数27,974件は多すぎる
- この中には低回収率な買い目が多く含まれる
- あくまで過去の成績、未来の回収率は恐らく少し下がる
つまり、この情報だけではプラス回収率に辿り着けません。
ちなみに合計値が高くなるほど回収率も上がり続ける…
というほど甘くはなく、多角的な視点で絞り込まないと回収率はマイナスになります。
その競馬AI・指数の優秀さをバランス良く伝える
↑のような出し方も買い目そのものだと言えばそうなのですが、書いてある内容は限定的です。
これならプラス回収率の買い目を公開せずに、且つその競馬AI・指数が優秀であることを伝えられると思います。
また分析記事では回収率に焦点を当てたものでなく、
- 予測勝率や指数の数字と実際の成績を比べる
- 軸馬や穴馬の効果的な選び方
- その競馬AI・指数ごとの特徴やクセ
など、さまざまなテーマを取り上げていきます。
そうした記事を活用しつつ、是非ご自身で分析・検証し、独自の答えに辿り着いて頂きたいと考えてます。