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概要と基準期待値の性能|競馬AI・オオカミ

競馬AI・オオカミの概要

競馬AI・オオカミの予測は非常に高性能で、そこから計算した期待値は高回収率の維持に直結する精度を持っています。

これまで私が調べた中では最高精度です。

ただ、開発者様の配信モチベーションが2023年3月辺りから下がり始め、5月15日~8月19日の間は配信を停止されていました。

8月20日に復帰されましたが、今後安定した配信が行われるかどうか半信半疑です。

この点が最大のネックとなるため、現時点では競馬AI・アライグマの活用をメインでお考え下さい。

それでは、期待値の性能と特徴について解説します。

使用するオッズと期待値

まず期待値の計算に使うオッズは、JRDBさんの基準単勝オッズ(以降、基単オッズと呼びます)を採用します。

実単勝オッズを使った期待値よりも大幅に性能が上がります。

オオカミの予測勝率に基単オッズを掛けた期待値を「基準期待値」と呼ぶ事にします。

基準期待値の性能

基準期待値の数値別に実際の成績を見ます。

基準期待値ごとの成績

仮名
競馬AI・オオカミ
分析期間
2022年10月1日 ~ 2023年8月20日
分析対象レース
上記期間内の2,100レース
予測の掲載がないレースは排除
備考
2023年5月15日~8月19日は休止期間のため、データがありません。
基準期待値 件数 勝率 単回収率 複勝率 複回収率
100%~ 3,511 14.9% 97.8% 36.2% 92.2%
90%~ 2,021 17.5% 92.2% 40.5% 91.3%
80%~ 2,819 13.1% 85.5% 35.3% 83.2%
70%~ 3,256 10.0% 79.1% 31.8% 84.5%
60%~ 3,416 7.4% 77.3% 25.8% 78.4%
50%~ 3,287 4.9% 70.2% 19.0% 73.4%
50%未満 10,847 1.1% 38.4% 5.9% 51.5%

基準期待値が高くなるほど、単複共に実際の回収率も上がります。

比較対象に、発走3分前の実単勝オッズを掛けた期待値の成績を挙げます↓

期待値 件数 勝率 単回収率 複勝率 複回収率
100%~ 9,923 4.1% 75.1% 15.8% 77.3%
90%~ 2,585 9.1% 80.9% 26.8% 81.8%
80%~ 3,199 10.2% 71.4% 28.9% 82.9%
70%~ 3,585 11.5% 68.7% 29.7% 70.2%
60%~ 3,360 11.8% 67.1% 28.9% 73.3%
50%~ 2,758 7.0% 57.0% 21.4% 59.4%
50%未満 3,747 3.7% 34.4% 12.3% 48.2%

実単勝オッズを使うと極端にオッズの高い低勝率馬が大量に出現し、期待値上位ゾーンの成績を大幅に押し下げます。

このため、実単勝オッズを使う場合は予測勝率5%未満の馬を排除…

などの対処を行う必要があります。

こちらの記事↓に実単勝オッズを使った期待値の分析内容を載せてます。

基準期待値はなぜ精度が上がるのか?

記事の内容をご参考下さるとお分かり頂けるのですが、基準期待値は予測勝率5%未満の馬を含めても高精度が保たれます

対して、実単勝オッズはそれらの馬をカットして始めて期待値が機能します

なぜここまで大きな差が付くのか?

基単オッズは「その馬に本来付くべき単勝オッズ」と解釈出来ます。

そのため、実単勝オッズは穴馬に対して100倍・200倍以上の極端なオッズが付きやすいのに対し、基単オッズは100倍でも珍しいくらい、極端なオッズが付きにくいです。

例えば予測勝率1%の馬なら、実単勝オッズ200倍・基単オッズ70倍という状態になることもザラです。

前者は期待値200%・後者は期待値70%です。

つまり穴馬に対して基単オッズは適正オッズを示すため、期待値過剰評価の穴馬が出現しにくくなります

これが理由で、期待値の精度が大幅に違ってくるわけです。

各券種で基準期待値を使用

競馬AI・オオカミの全ての買い目について、基本的に基準期待値を使用します。

各券種の買い目解説ページにて、是非それぞれの成績をご覧下さい。

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