競馬AI・オオカミの実名について
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CHECK
競馬AI・指数・予想家さんの過去成績など、「これを調べて欲しい」というご要望があればお気軽に!
強力馬連の買い目条件、ワイドでも通用するか?
8月20日に配信を復帰されて以来、変わらぬ高精度で猛威を振るう競馬AI・オオカミ。
前回の記事では、馬連の効果的な買い目選びを探りました!
期待値の高い2頭の組み合わせ、果たしてワイドでも通用するでしょうか?
今回も発走3分前の単勝オッズを使い、期待値を計算!
競馬AI・オオカミの予測勝率、そこに発走3分前の単勝オッズを掛けて出した期待値。
馬連と同じく、ワイドでもこの期待値を使って買い目を組み立てます!
仮に「予測勝率30%×単勝オッズ4倍」なら、単勝馬券の期待値は120%です。
この120%というのは、
「その馬の単勝馬券を買い続けると回収率が120%になる可能性が高い」
という意味です。
いわゆる馬券的に「美味しい馬」という事ですね!
妙味ある馬同士のワイド、その成績は?
期待値の高い馬=回収率が高くなる可能性の高い馬。
その馬同士のワイドなら、これもまた回収率が高くなるのではないか?
期待値80%同士の組合せなら期待値の合計は160%、100%同士なら200%。
というふうに、2頭の合計期待値ごとに実際の成績を見てみます!
2頭の合計期待値ごとの成績
- 仮名
- 競馬AI・オオカミ
- 分析期間
- 2022年10月1日 ~ 2023年9月10日
- 分析対象レース
- 上記期間内の2,220レース
- 予測の掲載がないレースは排除
- 備考
- 予測勝率5%以上の馬を対象とし、それ未満の馬は分析に含めていません。
合計期待値 | 件数 | 的中数 | 的中率 | 回収率 |
200%~ | 9,438 | 809 | 8.6% | 96.6% |
190%~ | 2,328 | 250 | 10.7% | 81.0% |
180%~ | 2,730 | 350 | 12.8% | 88.7% |
170%~ | 3,155 | 480 | 15.2% | 93.6% |
160%~ | 3,417 | 469 | 13.7% | 75.5% |
150%~ | 3,533 | 534 | 15.1% | 82.3% |
150%未満 | 8,538 | 1,293 | 15.1% | 78.2% |
合計期待値が高くなるにつれて、実際の回収率も上昇!
このざっくりした組み合わせでも、回収率100%が見えて来そうです!
備考に「予測勝率5%以上の馬を対象とし…」と書いてますが、なぜそうするかは↓の通り。
実オッズを使って期待値を計算すると、「予測勝率1%×オッズ120倍」みたいな穴馬が大量に出現します。
売れなさ過ぎてオッズが極端に高くなり、期待値もその分過剰に高くなってしまうんですね…
そういった馬達は期待値に比べて回収率がかなり低くなる上に、合計期待値200%のゾーンに多く含まれます。
これを防ぐために、予測勝率5%以上の馬に限定しています!
続いて「2頭の合計予測勝率」に注目!
予測勝率が5%未満の馬を切っていても、2頭の合計予測勝率が低い組み合わせは残ります。
例えば予測勝率6%の馬同士など…
実は合計予測勝率が低すぎると、回収率が下がる傾向にあります。
これは複数の競馬AIや指数で共通していて、我々ユーザーが活用する際に対処すべき問題だと考えてます。
実際の成績に照らし合わせて見てみましょう。
合計期待値200%以上の組み合わせのみを対象に、2頭の合計予測勝率ごとの成績をチェック!
2頭の合計予測勝率ごとの成績
- 分析期間・対象レース等
- 同上
- 備考
- 予測勝率5%以上の馬を対象とし、それ未満の馬は分析に含めていません。
- 加えて、2頭の合計期待値が200%以上の組み合わせのみを対象としています。
合計予測勝率 | 件数 | 的中数 | 的中率 | 回収率 |
30%~ | 2,592 | 408 | 15.7% | 97.2% |
25%~ | 1,289 | 109 | 8.5% | 91.0% |
20%~ | 1,857 | 137 | 7.4% | 102.7% |
15%~ | 2,369 | 115 | 4.9% | 100.6% |
15%未満 | 1,331 | 40 | 3.0% | 85.4% |
合計予測勝率15%未満のゾーン、回収率が低くなっています。
ちなみに馬連の場合は、20%未満とそれ以上で大きく回収率が変わりました。
ワイドの場合は合計予測勝率が15%以上あれば、100%前後の回収率が保たれるようです。
ワイドの条件付けまとめ
以上の条件付け・過去成績をまとめます!
- 発走3分前の単勝オッズを掛けた期待値を使用
- 2頭の合計期待値が200%以上
- 2頭の合計予測勝率が15%以上
これに当てはまる買い目の過去成績が↓です。
条件 | 件数 | 的中数 | 的中率 | 回収率 |
上記の通り | 8,107 | 769 | 9.5% | 98.5% |
表の的中率は買い目的中率です。
この買い目のレース的中率は31.4%となります。
2,220レースを対象にして、買い目の母数は8,107件。
母数の多さから、今後もこのゾーンは平均を大幅に超える回収率を維持すると見ています。
さらに!
母数が多い=まだまだ絞り込む余地が残されているという事です!
過去の回収率はこのままでも98.5%。
あと少しだけ効果的に絞り込めれば、高回収率が維持される買い目まで届くはずです!
例えばどう絞り込むか?
当サイトは「高回収率になる可能性が高い買い目そのもの」の掲載は避けています。
たまに基準がブレる時もありますが…無料配信の競馬AI・指数については特に注意しています。
そのため具体的な数字の記載は控えますが、シラベルが効果的だと考えている絞り込み方を1つ↓
2頭の合計期待値で買い目を組み立てる場合、例えば1頭目が期待値150%だと2頭目は50%でもOKという事になります。
しかし、2頭目の期待値が低すぎると買い目の回収率も低くなる傾向が見られます。
例えば2頭目はどんなに低くても60%や70%までなど、下限を決めるとより回収率が高く安定します。
または「期待値の順位」に注目するのも有効です。
合計期待値200%以上の組み合わせとはいえ、期待値の順位が下位の馬同士だと回収率は低くなりがちです。
1位馬→2位馬と3位馬→7位馬では、実際の成績が大きく違って来ます。
要するに期待値や期待値順位で組み合わせの下限を設定してあげると、馬券成績の安定に繋がりやすいです!
効果的な絞り込み方で、是非独自の買い目を!
今回のまとめです!
- 2頭の合計期待値が200%以上の組み合わせがベース
- 予測勝率で絞り込み、的中率が低すぎる買い目を排除
- あまりにも期待値(期待値順位)の低い馬を排除
この辺りを押さえると、まず平均的な回収率を大幅に超える買い目に絞り込む事が出来そうです。
さすが競馬AI・オオカミ、ワイドでもあっさりと高回収率への道を示してくれます!
是非さらなる検証を独自で行って頂き、より強力な買い目を見出してみて下さい。