低調期間を迎えたクジャクさんのBOOKERS配信馬、今後買うべきか否か!?

競馬AI・クジャク

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クジャクさんのBOOKERS配信馬

配信開始以来、単勝プラス回収率を維持し続けるクジャクさんのBOOKERS配信馬

しかし、1月27日~2月4日・2週間に渡り低調でした。

過去データを参照しても、どこかで必ず下振れ・低調期間が来ると見ていたので驚く事ではないのですが、それを経てどんな成績になったか?

また、こういう時に何をどう判断して馬券に関わってべきか?

この辺りを考えていきます!

これまでの実戦成績

まず配信期間=実戦期間である2023年12月9日~2024年2月4日の成績を見ます!

BOOKERS配信馬の成績

仮名
競馬AI・クジャク
分析期間
2023年12月9日 ~ 2024年2月4日
対象 件数 勝率 単回収率 複勝率 複回収率
BOOKERS配信馬 261 23.4% 101.5% 51.3% 91.3%

これを1月27日以前・以降で分けると以下の通り。

期間 件数 勝率 単回収率 複勝率 複回収率
12月9日~1月20日 182 25.8% 123.1% 54.9% 102.2%
1月27日~2月4日 79 17.7% 51.9% 43.0% 66.3%

直近の2週間がいかに低調であったかが分かります。

しかし、それを経ても通算の単勝回収率がプラスとなっています。

基準1番人気馬を排除した成績は?

上記はベタ買いの成績ですが、単勝馬券を狙う場合は少し絞り込みを行う方が有利です。

例えば下記の記事で触れた、クジャクさんが提供する「基準オッズ」における1番人気馬を排除…という絞り込み方。

その実戦成績を見てみます!

BOOKERS配信馬・基準人気別の成績

分析期間等
同上
基準人気 件数 勝率 単回収率 複勝率 複回収率
2番人気以下 168 14.3% 104.3% 39.3% 90.8%
1番人気 93 39.8% 96.6% 73.1% 92.3%

基準1番人気馬を排除した方が、少し回収率が高くなります!

少し…と言っても回収率の約8%は大きな差ですので、今後も基準オッズが低すぎる馬の単勝馬券は排除した方が吉だと思います。

約2カ月の通算回収率104.3%

極端な低調期間を経た事を考えれば、十分な数字に思えます。

しかし、今後も低調が続くのではないか?

と考えてしまっても仕方のない事です。

そこで、今回のような低調期間が過去にもあったのか?

これを調べてみます。

過去の低調期間を調べてみる

BOOKERS配信馬を抽出する元になるのが、クジャクさんの提供する指標・最終評価

最後にアップデートが適用されたのは2023年8月26日です。

そこから現在まで、該当馬の成績に今回のような低調期間があったかどうか?

これを調べた所、2023年9月3日~10月21日の間が最も長い低調期間となっていました。

BOOKERS配信馬の過去成績

分析期間
2023年8月26日 ~ 2023年12月8日
期間 件数 勝率 単回収率 複勝率 複回収率
9月3日~10月21日 253 22.5% 83.7% 49.8% 85.3%

つまり23年9月3日から該当馬の単勝をベタ買いしていたら、10月21日までプラス回収率へ浮上しなかった事になります。

しかしその前後の期間が好成績なため、通算で高回収率を維持してるわけです。

ならば今回の低調も意に介さず、変わらずに買い続けるべきか?

買い続けるべきか否か…判断の仕方は?

「先週負けたから、今週は買うのをやめよう」

という判断はさすがに短絡的過ぎます。

逆に「先週勝てたから、今週も買おう」というのも、偶然勝っただけの可能性が高く危ないです。

一喜一憂とはこういう事なんだと思います。

判断基準にすべきはやはり「買い目の期待値」です。

つまりその買い目を買い続けると、長期的に回収率がプラスになるか否か?

これを判断基準の核に据えるべきだと考えます。

おすすめの方法

高期待値と見込んだ買い目、しかし低調期間を迎えて回収率が下がって来ている…

そんな時、以下の対処法が個人的におすすめです。

  • 買い目の回収率がマイナスになったら、買い目を把握した上で購入は控える
  • 1レースずつ、通算回収率の推移を計算し続ける
  • 通算回収率が○○%を超えたら、また買い始める

○○%の個所は例えば110%など、ご自身で決めてみて下さい。

これで何が確認出来るのか?

まず買い目の回収率がマイナスになる=期待値が100%を超えていない可能性があります。

ですので、買うべきではありません。

しかしその後観察を続け、ある時にプラス回収率へと転じたとします。

となれば今度は、見込み通り買い目の期待値が100%を超えている可能性が出て来ます。

期待値が高い買い目なら、当然買うべきです。

要するに「期待値がマイナスの買い目を買わない」という事を最優先にするわけです。

それは同時に「期待値がプラスの買い目だけを買う」事に繋がります。

厳密に言うともう少し複雑な話になるのですが、基本的に効果的な手法だと考えてます。

「買ってれば勝ってた」は禁句

上記の方法ですと、マイナス回収率を逆転する的中をスルーする事になります。

その時「我慢して買ってれば勝ってたのに…」とか思っちゃいます。

が、そこは諦めた方が吉です。

それよりも、マイナス回収率の買い目を買い続けてしまう事の方が遥かに危険です。

期待値がプラスである事を認識してからでも、決して遅くありません。

本当にプラスになる買い目なら、後からでも十分取り返せます。

競馬はやっぱり長期戦!

今回のまとめです!

  • クジャクさんのBOOKERS配信馬、低調期間は過去にもあった
  • 低調と好調を繰り返して、通算の単勝回収率はプラスを維持している
  • 回収率の推移を観察して、想定の数値を超えたら買う方法もオススメ

これらの話は全て長期的視点で競馬に関わることを前提にしています。

中央競馬のペースですと、1か月も「短期」の範囲です。

そこで一喜一憂せず、買い目の可能性をしっかり観察しながら、買うべきか否かを都度判断していきたい所です!

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