まずは「予測複勝率」のみに注目！
競馬AI・ウサギの分析記事はこれが第一弾。
まずは配信されている「予測複勝率」について紐解ます！
今回は回収率に焦点を当てず、予測複勝率や印ごとの好走率を主に見て行きます。
予測複勝率と実際の成績を比べてみる
予測複勝率が30％・50％・70％…と上がるほど、実際の複勝率も上がっていくか？
ですね！
予測と同じような複勝率に着地してくれれば、数字を信頼して馬券を買える…というわけです。
予測複勝率ごとに見る実際の成績
- 仮名
- 競馬AI・ウサギ
- 分析期間
- 2021年1月1日 ～ 2023年6月18日
- 分析対象レース
- 中央競馬のみ
- 上記期間内の7,313レース
- 予測の掲載がないレースは排除
| 予測複勝率 | 件数 | 勝率 | 単回収率 | 複勝率 | 複回収率 |
| 80％~ | 290 | 46.2% | 89.8% | 80.7% | 98.2% |
| 70％~ | 1,065 | 33.9% | 81.3% | 68.1% | 88.4% |
| 60％~ | 2,465 | 25.6% | 79.7% | 59.8% | 87.7% |
| 50％~ | 4,537 | 20.2% | 81.5% | 50.1% | 83.3% |
| 40％~ | 7,245 | 15.4% | 78.7% | 42.6% | 82.4% |
| 30％~ | 11,243 | 11.5% | 78.8% | 33.8% | 80.9% |
| 20％~ | 17,361 | 7.5% | 75.2% | 24.6% | 76.6% |
| 10％~ | 27,449 | 4.1% | 64.9% | 15.2% | 72.9% |
| 0％~ | 29,611 | 1.4% | 55.8% | 5.9% | 58.4% |
予測複勝率が高いほど成績が良くなり、逆も然り…つまり信頼の置ける予測と言えます。
且つ60％以上の馬は複勝回収率から察するに、旨味を含んだ軸馬になる可能性を感じます。
印ごとの成績はどうか？
印、イコール予測複勝率の順位ですね。
その順位別に成績を見てみます。
予測複勝率の順位別成績
- 分析期間・対象レース数等
- 同上
| 順位 | 件数 | 勝率 | 単回収率 | 複勝率 | 複回収率 |
| 1位 | 7,313 | 25.6% | 82.5% | 56.0% | 86.7% |
| 2位 | 7,331 | 16.2% | 77.0% | 44.6% | 81.9% |
| 3位 | 7,315 | 12.8% | 79.3% | 37.7% | 83.2% |
| 4位 | 7,308 | 9.7% | 76.0% | 30.8% | 77.5% |
| 5位 | 7,305 | 8.2% | 80.0% | 24.9% | 74.9% |
順位の上下と成績が相関していて、１位(◎)の成績もご覧の数字です。
ここで１つ注目したいのが、１位馬の複勝率。
他の競馬AIだと、予測複勝率１位馬は65％前後に着地する事が多い印象。
それに比べ、競馬AI・ウサギはやや低いです。
◎の複勝率から見える、特徴と活用のポイントは？
私がここまで分析した限り、◎の複勝率には競馬AI・ウサギの特徴や活用のポイントが隠れていました。
ここを次回の記事で掘り下げるとして、今回の内容をまとめます！
- 予測複勝率が上がるほど、実際の成績も良くなる
- 予測複勝率の順位と成績の関係も然り
- しかし、◎の複勝率が低い…ここに活用のポイントが隠れている