2025年下半期は下振れからスタート…!こういう時の対処法は?低調の原因は何か?

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2025年下半期は2週間の強烈な下振れからスタート..!

先日、今年上半期の馬券成績を載せた記事を書きました。

上半期は1月度のスランプが痛かったものの、2024年の年間成績に続きプラス着地。

さぁ下半期へ!

と勢い付きましたが…

7月の1週目・2週目と連続でかなりの低調スタートとなりましたorz

低調時になにかを発信する事があまりなかったのですが、

「こういう時にどう考え、どう対処したら良いか?」

私なりの考えを書いてみます!

私の馬券はどう構築しているか

まず私の馬券は競馬AI・カイさん確率予測を元に、各馬の期待値を出して、それらの数値をベースに独自組み立てています。

カイさんご自身の買い目とは恐らくかなり相違してるはずで、カイさんが勝って私が負ける月なども普通にあります。

開発者の方々が配信されてる予測・指数は「問い」であって、「答え」を出すのはユーザー自身だと私は考えています。

どの買い目をいくら買うか、回収率の信頼区間はどのくらいか、分散をどの程度制御するか?

その答えを手っ取り早く知りたがるのでなく、自分の手で追い求めるところに自己成長と真の面白味があると感じています。

7月スタートから2週間、回収率を直視…!

低回収率の記録を見るのは辛いものですが

目を背けた先に勝利があるはずないですし、直視していきます…!

a-patから逃げても良いことないぞ!

券種 件数 レース的中率 買い目的中率 回収率
単勝 23 7.1% 4.3% 12.2%
馬連 318 6.8% 2.2% 48.6%
ワイド 256 14.8% 5.5% 58.2%
全体 597 16.2% 3.7% 51.9%

きっつ…笑

まず単勝なんですが、未だにお茶を濁した少点数の買い目になってるので置いときます。

論点は馬連・ワイド。

まずパっと見て的中率が低くなってます。

買い目的中率の平均値は馬連3.6%・ワイド8.0%辺りを想定。

それに比べて、この2週間はかなり低い水準。

例えば好調だった5月~6月は馬連3.4%・ワイド8.5%でした。

7月は期待値以前に的中率が低くなる、典型的な下振れという印象です。

もう1つの原因は、配当帯ごとの好不調

私の買ってる馬券の配当帯は、1桁台から数百倍までさまざまです。

この2週間、配当帯による成績差がかなり大きくなっていました。

・馬連

オッズ 件数 回収率
1倍~ 4 370.0%
10倍~ 42 57.9%
20倍~ 55 0.0%
30倍~ 37 86.2%
40倍~ 37 225.4%
50倍~ 143 0.0%

・ワイド

オッズ 件数 回収率
1倍~ 67 64.9%
10倍~ 91 115.8%
20倍~ 98 0.0%

この通り高い配当帯の買い目が的中しておらず、全体収支を大きく下げる原因になっています。

低い配当帯の馬連50倍以下は88.8%・ワイド20倍以下は94.2%。

良くもないですが、大敗には至ってません。

が!

私の資金配分はほとんど均等買いに近いため、この手の区間はかなり不利になるんですよね。

さまざまなオッズ帯を均等買いするリスク

大小さまざまなオッズの馬券を均等買いすると、結構なリスクを抱えます。

例えば以下のように「短期の成績が高配当帯の好不調に影響されやすくなる」わけです。

この状態、10倍の馬券は回収率150%でかなりの好成績ですよね?

でも100倍の馬券が当たっていないので、全体収支はマイナス。

この仕組みに対処するには、的中率の高い10倍の馬券に2倍や3倍・あるいは10倍以上の資金配分を行わないといけません。

つまり全体収支への影響を大きくして、高配当帯が連敗することの悪影響を抑える。

私はそれをやっていないので、現時点ではこのリスクを受け入れないといけないわけです。

的中率の下振れと、元々抱えている均等買いリスクの表面化が、低調の原因だと言えそうです。

高期待値馬単体は、標準以上の好走?

私の馬券には主に「単体の期待値が高い馬」が含まれやすいです。

ですので、その馬たちの単複成績が好調な区間は、連系馬券の回収率も高くなりやすいです。

しかし、常に連動してるわけではなく、単体成績と連系馬券の成績があべこべになる区間がたまに出てきます。

去年9月が非常に良い例でした。

年間で馬券成績がワーストの月になったのですが…

期待値ごとの単複成績は以下の通りでした。(100円均等買いの成績)

期待値 件数 勝率 単勝回収率 複勝率 複勝回収率
100%~ 263 16.7% 114.6% 40.3% 96.0%
90%~ 213 21.1% 146.6% 46.5% 97.8%
80%~ 376 12.8% 76.5% 36.7% 82.4%
80%未満 2380 4.9% 69.9% 16.9% 67.0%

この数値は標準と比べると、複勝回収率はやや上・単勝はかなりの好調と言えます。

が、馬券成績は超低調。

つまり買い目に入った片方の高期待値馬は非常によく好走していたものの、もう片方が馬券外になる決着が頻発したことを示しています。

これが去年9月。

ではこの2週間、単体の成績はどうだったか?

期待値 件数 勝率 単勝回収率 複勝率 複勝回収率
100%~ 177 17.5% 131.9% 33.3% 77.1%
90%~ 126 17.5% 99.3% 36.5% 85.1%
80%~ 195 12.8% 81.3% 34.4% 67.8%
80%未満 1331 5.0% 81.7% 18.9% 73.9%

単勝回収率は標準を超える結果、つまり高期待値馬が勝ち切るレースが多かったことが分かります。

反面、複勝回収率は標準を大きく下回っています。

高期待値の穴馬が勝利したレースにおいて、相手の人気馬が凡走する場面は目立っていました。

各馬単体の活躍に対し、同時好走の機会が極端に少なかった印象です。

2週間の単体成績としては悪くないので、決着運のない2週間だったという認識で良いかと思います。

対処せず平均値への回帰を待つべし

連敗しやすい中~高配当帯と均等買いのリスク。

これは元々認識している事なので、「特に対処せず平均値への回帰を待つ」で良し。

もっと勝ちたい・安定させたいなら、ふさわしい統計・数学知識を身に付けようという事でしかないと思っています。

ちなみに今年4月はカイさんが勝ち私が負けた月でした。

その回収率差は20%以上の差があったんじゃないかと想像しています。

その差は運の問題じゃなく、明らかにリテラシーの差です。

さすがだと改めて思わされ、且つ自分の足りなさも痛感。

必要な知識・技術が足りてなくても微笑んでくれるほど、競馬は甘くないですね。

控除率20%以上ってめちゃくちゃキツいですからねぇ…

引き続き勉強して、馬券戦略をブラッシュアップさせたい所です!

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