競馬AI・オオカミの実名について
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超優秀な予測、回収率100%超えも余裕?
競馬AI・オオカミの予測勝率、本当に高性能でいくらでも勝ち筋が見出せます。
今回はその予測勝率にレース発走3分前の単勝オッズを掛けた期待値を使って、馬連の可能性を探ります!
仮に「予測勝率30%×単勝オッズ4倍」なら、単勝馬券の期待値は120%です。
この120%というのは、
「その馬の単勝馬券を買い続けると回収率が120%になる可能性が高い」
という意味です。
いわゆる馬券的に「美味しい馬」という事ですね!
美味しい馬同士の馬連も美味しい?
馬券的に美味しい馬、言い換えると「本当はもっと強いけど、軽視されてる馬」です!
そういう馬同士の馬連。
これも当然軽視される=オッズが美味しくなるワケです。
そこを狙い打ちしていけば、馬券成績アップに繋がるのでは?
っていう話です!
美味しさを合算!2頭の期待値の合計に注目!
美味しいのはどっちの買い目か?↓
A:1頭目の期待値が120%・2頭目が100%
B:1頭目の期待値が80%・2頭目が60%
当然、理論上はAが美味しいですよね。
ではオオカミの予測勝率に発走3分前オッズを掛けた期待値でも、実際にAのような買い目は回収率が高くなるのか?
これを「2頭の合計期待値」を使って調べてみます!(↑のAなら220%・Bなら140%ですね)
2頭の合計期待値ごとの成績
- 仮名
- 競馬AI・オオカミ
- 分析期間
- 2022年10月1日 ~ 2023年8月20日
- 分析対象レース
- 上記期間内の2,100レース
- 予測の掲載がないレースは排除
- 備考
- 予測勝率5%以上の馬を対象とし、それ未満の馬は分析に含めていません。
合計期待値 | 件数 | 的中数 | 的中率 | 回収率 |
200%以上 | 8,929 | 245 | 2.7% | 90.3% |
190%~ | 2,221 | 80 | 3.6% | 70.0% |
180%~ | 2,584 | 119 | 4.6% | 85.4% |
170%~ | 2,968 | 151 | 5.1% | 81.4% |
160%~ | 3,208 | 178 | 5.5% | 74.9% |
150%~ | 3,327 | 205 | 6.2% | 84.2% |
150%未満 | 8,086 | 49900.0% | 6.2% | 75.5% |
合計期待値が200以上のゾーン、回収率が他よりも高くなってます。
しかし90.3%…
ちょっと物足りません。
それに加え、備考欄にある「予測勝率5%以上の馬を対象」という一文。
この条件付けは何のためにあるのか?
予測勝率が低く、オッズが極端に高い穴馬に注意!
対象を予測勝率5%以上に限定しているのはなぜか?
実オッズを使って期待値を計算すると、「予測勝率1%×オッズ120倍」みたいな穴馬が大量に出現します。
売れなさ過ぎてオッズが極端に高くなり、期待値もその分過剰に高くなってしまうんですね…
そういった馬達は期待値に比べて回収率がかなり低くなる上に、合計期待値200%のゾーンに多く含まれます。
これを防ぐために、予測勝率5%以上の馬に限定しています!
予測勝率が低い馬同士の馬連も危険?
予測勝率が低く単勝オッズが極端に高い馬。
実オッズを使って期待値を出す場合、とにかくこの層が厄介です。
馬連の買い目単位でも、予測勝率が低い馬同士の買い目は回収率が低くなる傾向にあります。
5%未満の馬を切っても、5.5%の馬と6%の馬の組み合わせなどは当然残り、全体の回収率を下げる原因になりがちです。
しかし逆に言えば?
そういう組み合わせを排除すれば回収率は上がるワケです!
2頭の予測勝率を合計して、回収率アップ!
では2頭の合計期待値が200%以上のゾーンを、2頭の合計予測勝率ごとに見てみます!
例えば
A:1頭目が期待値120%・予測勝率20% 2頭目が期待値100%・予測勝率8%
B:1頭目が期待値130%・予測勝率6% 2頭目が期待値90%・予測勝率5.5%
どちらも合計期待値は同じだけど、Bは合計予測勝率が低い。
Bのような組み合わせの成績はどうなのか?
ここに注目です!
2頭の合計予測勝率ごとの成績
- 分析期間・対象レース等
- 同上
- 備考
- 合計期待値200%以上のゾーンのみが対象です。
- 予測勝率5%以上の馬を対象とし、それ未満の馬は分析に含めていません。
合計予測勝率 | 件数 | 的中数 | 的中率 | 回収率 |
20%以上 | 5,454 | 219 | 4.0% | 107.6% |
15%~ | 2,243 | 23 | 1.0% | 86.4% |
15%未満 | 1,232 | 3 | 0.2% | 20.7% |
合計予測勝率20%以上とそれ未満で、成績にかなりの差が付いてます。
ちなみにシラベルの方針は
「高回収率な買い目そのものは載せない」
なのですが、ちょっと高くなりすぎましたorz
ここまでならセーフという事で…。
ポイントを押さえて、更なる高回収率な買い目を!
今回のまとめです!
- 合計期待値の高いゾーンほど、回収率も高くなる
- ただ、予測勝率が低く単勝オッズが極端に高い馬は排除
- 予測勝率が低い馬同士の買い目も排除
ここで挙げたポイント、競馬AI・アライグマでも同じく有効でした。
その解説記事です↓
期待値と予測勝率で買い目を絞り込んでいく事は、さまざまな競馬AIの活用で共通する手法かも知れません。
ここからさらに効果的な活用法を見出し、是非独自の買い目を構築してみて下さい。