競馬AI・クジャクの実名について
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CHECK
競馬AI・指数・予想家さんの過去成績など、「これを調べて欲しい」というご要望があればお気軽に!
BOOKERS配信対象馬×総合偏差値上位馬
非常に優秀な単複成績を刻み続ける、競馬AI・クジャクさんのBOOKERS配信対象馬。
他券種に展開した場合の成績が当然気になります!
今回は配信対象馬を軸とし、総合偏差値上位馬との組み合わせを見ていきます!
総合偏差値について1つご注意を
競馬AI・クジャクさんの総合偏差値の分布について、以前開発者様に質問したところ
「メリハリをつけるために、算出の途中で数値に+10している」
との事でした。
このため普通の偏差値は標準偏差が10ですが、クジャクさんの総合偏差値では約19になってます。
例えば普通の偏差値だと75以上はそうそう出現しませんが、総合偏差値だとそこそこ目にします。
この点ご注意を!
まずは馬連・ワイドから
BOOKERS配信対象馬×総合偏差値上位馬、馬連・ワイドの成績を見て行きます!
・まず必ず配信対象馬が軸
・相手馬の総合偏差値ごとの成績
・期間はBOOKERS配信対象馬を抽出するための指標「最終評価」がアップデートされた、23年8月26日以降が対象
この形で分析します。
配信対象馬×総合偏差値|馬連
- 仮名
- 競馬AI・クジャク
- 分析期間
- 2023年8月26日 ~ 2024年1月8日
相手馬の総合偏差値 | 件数 | 的中数 | 的中率 | 回収率 |
80以上 | 274 | 39 | 14.2% | 235.0% |
70~ | 549 | 52 | 9.5% | 73.9% |
60~ | 1,081 | 65 | 6.0% | 76.0% |
50~ | 1,696 | 51 | 3.0% | 74.1% |
50未満 | 4,266 | 43 | 1.0% | 53.9% |
相手馬の総合偏差値が80以上のゾーン、もの凄い回収率になってます。
続いてワイドです!
配信対象馬×総合偏差値|ワイド
- 分析期間等
- 同上
相手馬の総合偏差値 | 件数 | 的中数 | 的中率 | 回収率 |
80以上 | 274 | 79 | 28.8% | 135.8% |
70~ | 549 | 119 | 21.7% | 97.1% |
60~ | 1,081 | 170 | 15.7% | 85.2% |
50~ | 1,696 | 165 | 9.7% | 92.5% |
50未満 | 4,266 | 141 | 3.3% | 57.9% |
馬連と同様に80以上のゾーンが特に高回収率、しかし70以上の馬を相手にした場合も悪くありません。
70以上をひとまとめにすると以下の通りです。
券種 | 件数 | 的中数 | 的中率 | 回収率 |
馬連 | 823 | 91 | 11.1% | 127.5% |
ワイド | 823 | 198 | 24.1% | 110.0% |
現実的な線で、大体この辺りの買い目が効果的な印象です。
ただ、オッズやレース推奨度を度外視しており、それらを考慮した場合にまた違った可能性が見えて来るはずです。
馬連・ワイド、レース推奨度4以上に限定
クジャクさんの各指標は、推奨度の高いレースほど効果が発揮される傾向があります。
今回の馬連・ワイドも同様の傾向があり、一例としてレース推奨度4以上に限定した場合の成績をご覧頂きます。
上記を同じ分析を、推奨度4以上のレースのみを対象に行う という事です!
配信対象馬×総合偏差値|レース推奨度4以上|馬連
- 分析期間等
- 同上
相手馬の総合偏差値 | 件数 | 的中数 | 的中率 | 回収率 |
80以上 | 52 | 5 | 9.6% | 530.2% |
70~ | 61 | 4 | 6.6% | 69.3% |
60~ | 127 | 7 | 5.5% | 73.2% |
50~ | 228 | 10 | 4.4% | 167.1% |
40~ | 231 | 5 | 2.2% | 138.1% |
30~ | 185 | 3 | 1.6% | 80.4% |
未満 | 166 | 2 | 1.2% | 58.2% |
レース推奨度4以上に限定した場合、相手馬の総合偏差値40以上辺りまで拾っても高回収率となっています。
ワイドはどうか?
配信対象馬×総合偏差値|レース推奨度4以上|ワイド
- 分析期間等
- 同上
相手馬の総合偏差値 | 件数 | 的中数 | 的中率 | 回収率 |
80以上 | 52 | 12 | 23.1% | 214.4% |
70~ | 61 | 12 | 19.7% | 230.8% |
60~ | 127 | 20 | 15.7% | 137.2% |
50~ | 228 | 29 | 12.7% | 232.2% |
40~ | 231 | 9 | 3.9% | 60.9% |
30~ | 185 | 3 | 1.6% | 25.7% |
未満 | 166 | 3 | 1.8% | 32.7% |
ワイドも同様に、相手馬の総合偏差値がやや低くても高回収率。
まとめると以下のような事が言えます。
- BOOKERS配信対象馬から、総合偏差値上位馬への流しは効果的
- 全体で見ると、相手馬の総合偏差値はより高い方が回収率も高くなりやすい
- レース推奨度4以上のレースはより多くの馬を拾っても、高回収率が維持されている
3連複はどうか?
では続いて、3連複の成績を見てみます!
より柔軟に買い目を拾えるよう、以下の形で分析します。
・馬連,ワイドと同じく配信対象馬が軸
・2頭目,3頭目の総合偏差値を合計した数値ごとの成績
・期間は馬連,ワイドと同様
要するに
配信対象馬 → 2頭目の総合偏差値+3頭目の総合偏差値=2頭の合計総合偏差値
という形で、2頭の合計総合偏差値次第で実際の成績はどう変わるのか?
これを調べます。
配信対象馬×総合偏差値|3連複
- 分析期間等
- 同上
2頭の合計総合偏差値 | 件数 | 的中数 | 的中率 | 回収率 |
140以上 | 911 | 40 | 4.4% | 161.8% |
130~ | 1,626 | 39 | 2.4% | 98.4% |
120~ | 3,107 | 59 | 1.9% | 77.0% |
110~ | 4,875 | 44 | 0.9% | 73.1% |
110未満 | 21,761 | 61 | 0.3% | 39.3% |
回収率の相関は馬連・ワイドよりも綺麗で、2頭の合計総合偏差値が高いほど回収率も高くなっています。
気になるのは130台のゾーン、ここを2分割すると以下の通り。
2頭の合計総合偏差値 | 件数 | 的中数 | 的中率 | 回収率 |
140以上 | 911 | 40 | 4.4% | 161.8% |
135~ | 644 | 17 | 2.6% | 56.8% |
130~ | 982 | 22 | 2.2% | 125.7% |
細分化して見る意味は無さそうです。
140以上のゾーンはさすがに上振れの印象で、現実的な線だと2頭の合計総合偏差値130以上を目安に買い目を選んでいくのが効果的に感じます。
130以上をひとまとめにすると以下の通り。
2頭の合計総合偏差値 | 件数 | 的中数 | 的中率 | 回収率 |
130以上 | 2,537 | 79 | 3.1% | 121.2% |
3連複、レース推奨度4以上の成績は?
では馬連・ワイド同様に、レース推奨度4以上に限定した場合の成績も見てみます。
配信対象馬×総合偏差値|レース推奨度4以上|3連複
- 分析期間等
- 同上
2頭の合計総合偏差値 | 件数 | 的中数 | 的中率 | 回収率 |
140以上 | 153 | 9 | 5.9% | 335.4% |
130~ | 252 | 4 | 1.6% | 202.3% |
120~ | 459 | 6 | 1.3% | 65.3% |
110~ | 726 | 6 | 0.8% | 162.8% |
110未満 | 3,153 | 8 | 0.3% | 31.6% |
総合偏差値がそこまで高くない馬を相手にした場合でも、回収率が高くなっています。
この傾向は馬連・ワイドと同様です。
レース推奨度との親和性はやはり良いようです。
“実戦期間が短い”という点には要注意
BOOKERS配信対象馬が高期待値であることは、恐らく間違いないと思います。
ただ、元となる指標「最終評価」がアップデートされてから、まだ4か月少しほどしか時間が経っていません。
この短期間ですと、組み合わせの馬券成績は当然上下にブレます。
ですので、例えば「馬連は相手馬の総合偏差値80以上が好成績だから、今後もその買い目だけを狙う」などと、凝り固まった買い方をしてしまうのは危ないです。
今後も推移をチェックし続け、柔軟な買い目選びをしていくのがベターに思えます。
次回以降、オッズ別の成績や単系馬券も!
今回のまとめです!
- BOOKERS配信対象馬→総合偏差値上位馬への買い目は効果的
- レース推奨度は相変わらずよく効き、狙い目のレースを特定しやすい
- まだ実戦期間は短く、出来るだけ柔軟な買い目選びを
次回以降の記事で各券種のオッズ別成績、また馬単・3連単についても分析していく予定です。
3連単については結構大変な上に、短期的成績がブレまくるのであんまり気は進んでません…
とにかく、実戦期間が短い現時点からでも、効果的な買い目を特定できるようがんばっていきます!