競馬AI・ウサギのカギはこれか!?プラス回収率への道を開拓

競馬AI・ウサギ

競馬AI・ウサギ(仮名)の実名について

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競馬AI・指数の特徴やクセ

例えば地方ライオン指数なら、「前走で中央競馬を走った馬」に対する評価は恐らく精度が落ちると見てます。

であれば、その馬達を排除した買い目を狙えばより勝ちが近づくワケです。

競馬AI・アライグマなら、恐らく「不良馬場」での精度が落ちます。

不良馬場の不確実性が予測の邪魔をする印象。

逆に言えば安定した馬場なら無類の強さを発揮してくれます。

では

競馬AI・ウサギが持っている特徴やクセは何か?

複勝期待値で特徴を見抜く!

ここからは

ウサギの予測複勝率発走3分前の複勝下限オッズ掛けた期待値

を使って特徴を紐解きます!

ウサギが発信する情報は各馬が3着内に入るであろう確率、つまり予測複勝率。

そのため、期待値の計算にも複勝オッズを使います。

期待値の順位に注目

複勝期待値の高い馬から順番を付けた、期待値順位。

これに注目することで、ウサギの持つ特徴が見えて来ます!

やっていきましょう。

複勝期待値順位ごとの成績

仮名
競馬AI・ウサギ
分析期間
2021年1月1日 ~ 2023年8月13日
分析対象レース
上記期間内の7,759レース
予測の掲載がないレースは排除
期待値順位 件数 勝率 単回収率 複勝率 複回収率
1位 7,761 1.7% 56.3% 7.4% 70.6%
2位 7,758 3.2% 61.5% 11.5% 71.3%
3位 7,766 4.7% 56.7% 16.1% 71.9%
4位 7,761 6.4% 66.5% 19.2% 70.2%
5位 7,763 7.6% 67.3% 22.4% 71.8%
6位以下 68,802 8.6% 71.8% 25.0% 72.6%

期待値1位馬はそのレースで最も回収率の高い馬であって欲しい…

ですが、この通り最も成績の悪い馬になってしまっています。

また全体的に、期待値順位が上位なほど好走率が下がっていく傾向も。

実はこれこそが、競馬AI・ウサギ活用のポイントになります!

期待値1位馬をオッズ別に分解!

期待値1位馬、なぜこんなにも成績が悪いのか?

該当馬達を「発走3分前の単勝オッズ」ごとに分けると、その理由が見えて来ます!

複勝期待値1位馬・オッズ別成績

分析期間・対象レース等
同上
3分前単オッズ 件数 勝率 単回収率 複勝率 複回収率
~5倍 74 39.2% 92.0% 78.4% 96.1%
~10倍 114 11.4% 71.4% 37.7% 77.6%
~15倍 173 5.2% 56.2% 30.1% 90.9%
~20倍 206 5.8% 100.6% 18.9% 75.6%
~25倍 243 4.9% 100.3% 18.9% 80.7%
~30倍 231 3.9% 122.3% 14.3% 78.5%
30倍以上 6,720 0.7% 50.4% 4.5% 68.9%

単勝オッズが30倍未満の馬達については期待値1位馬らしい成績と言えます。

反面、30倍以上の馬達は全く振るっていません

さらに!

期待値1位馬のうち、30倍以上の馬は全体の約85%を占めます。

穴馬を高評価する傾向

つまりウサギの予測は、単勝オッズが数十倍になるような穴馬をより高評価する傾向があるのではないか?

と考えられます。

またウサギに関する別の分析記事でも、これとリンクする傾向を見つけています。

↑の記事では「他の競馬AIに比べて、予測複勝率◎の好走率が低い」と書きました。

これも同じで、穴馬が◎に推されるレースが多いことが理由だと見ます。

高評価の穴馬、実際の成績は低調

予測複勝率・複勝期待値が高い穴馬達。

残念ながらその評価にふさわしい成績は残せていません

しかしその逆に、人気のある馬に対する評価は高精度

ここを押さえるか否かで、馬券に落とし込んだときの成績は雲泥の差になるはずです。

実は他の競馬AI・指数でも「過剰評価の穴馬」はよく出現します。

そういった馬達を排除する条件付をして馬券成績を上げる…

という手法は私自身もよく使っています。

競馬AI・ウサギの場合、より多くの穴馬を排除する事が活用のポイントと言えるかも知れません。

期待値2位馬もチェック!

期待値2位馬の成績もチェックしておきましょう。

該当馬たちを発走3分前単勝オッズで分けた成績

1位馬と同じ傾向が出るでしょうか?

複勝期待値2位馬・オッズ別成績

分析期間・対象レース等
同上
3分前単オッズ 件数 勝率 単回収率 複勝率 複回収率
~5倍 220 37.7% 83.4% 71.4% 90.0%
~10倍 337 14.5% 95.9% 46.3% 94.4%
~15倍 402 6.7% 76.3% 27.4% 79.5%
~20倍 399 3.5% 54.8% 18.5% 69.2%
~25倍 349 3.7% 76.0% 16.0% 73.2%
~30倍 319 4.4% 122.9% 13.8% 85.5%
30倍以上 5,732 0.8% 53.7% 5.1% 67.9%

オッズ10倍未満の馬は非常に好成績。

この水準なら、各券種で高回収率の源泉になる可能性が高いと見ます。

そして30倍以上は低調・且つ頭数が多い

1位馬と同じような傾向ですね。

また期待値3位以下の馬達についても、似た傾向となっていました。

高回収率へのカギは穴馬の排除!

今回のまとめです!

  • 競馬AI・ウサギは穴馬を高評価する傾向が強い
  • 人気薄の馬ほど、期待値通りの成績にはなりにくい
  • 人気のある馬への評価は高精度、高回収率の源泉になる可能性

今回は発走3分前の複勝下限オッズを使って期待値を計算しましたが、30分前オッズや某基準オッズを使った場合でも同じ傾向になりました。

カギは間違いなく、過剰評価の穴馬排除。

次回の分析記事で、これを踏まえた買い目作りにチャレンジしてみます!

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