競馬AI・シャチの実名について
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競馬AI・指数・予想家さんの過去成績など、「これを調べて欲しい」というご要望があればお気軽に!
指数公開から約7か月、指数ごとの成績をチェック!
期待値を示す指数を配信する競馬AI・シャチさん。
指数公開から約7か月が経った今、私が思う効果的な活用法について書いていきます!
まずは指数ごとの成績をチェックしてみます。
下記は指数公開から現在(2024年8月8日)まで、指数10ポイント刻みで区切った単複の成績です。
指数ごとの単複成績
- 仮名
- 競馬AI・シャチさん
- 分析期間
- 2024年1月1日 ~ 2024年8月4日
- 分析対象レース
- 新馬・障害戦は排除
- その他指数の掲載がないレースは排除
- 備考
- 回収率は100円均等買いの成績を記載
指数 | 件数 | 勝率 | 単回収率 | 複勝率 | 複回収率 |
40以上 | 2,131 | 11.1% | 101.5% | 30.1% | 82.3% |
30~39 | 1,517 | 9.0% | 63.5% | 28.1% | 72.3% |
20~29 | 2,226 | 9.7% | 106.2% | 28.1% | 86.0% |
10~19 | 2,752 | 8.6% | 78.2% | 23.6% | 69.5% |
0~9 | 2,964 | 8.2% | 81.9% | 25.0% | 75.4% |
-10~-1 | 3,059 | 7.6% | 69.9% | 22.7% | 75.2% |
-20未満 | 9,980 | 4.9% | 52.7% | 15.5% | 63.2% |
指数と単複回収率が相関しており、馬券的妙味の有無が一目瞭然です。
上記はかなり大まかな幅の取り方であり、より細かく分析する事で狙い目の馬が特定しやすくなるはずです。
馬券的妙味と相関している指数。
ではそれをどう活用すれば、馬券成績アップに繋げられるのか?
上位人気馬に注目すると良いかも?
シャチさんの指数で馬券を組み立てる際、高指数の上位人気馬に注目すると馬券成績アップに繋がりやすいかも知れません。
例として、指数上位5頭の馬連BOX成績をオッズ別に見てみます。
馬連・指数上位5頭BOXの成績(オッズ別)
- 分析期間等
- 同上
オッズ帯 | 件数 | 買い目的中率 | 回収率 |
1倍~ | 879 | 17.3% | 94.7% |
10倍~ | 1,591 | 7.4% | 102.6% |
20倍~ | 1,358 | 3.5% | 83.3% |
30倍以上 | 14,179 | 0.7% | 72.8% |
全レースにおける、指数上位5頭BOX。
ならば当然購入点数が非常に多くなるため、回収率が上がりにくくなります。
しかし、上記の通り20倍未満の買い目は100%前後の回収率が維持されています。
つまり上位人気馬絡みの買い目は、上記のように単純な買い目でも回収率が高くなりやすい傾向にあるようです。
活用の鍵はこの辺りに隠れているのかも知れません。
高オッズ帯狙いには”緻密な計算”が必要
ここで強調したいのが、高オッズ帯の買い目を狙うには複雑な計算が必要になるという事で、光がないという事ではありません。
シャチさんに限った事ではなく、買い目の組み立てには本来「組み合わせ1点ごとに数字の裏付け」求められます。
「A馬とB馬、両方とも高指数だから買い目に入れておこう…」
というような“なんとなく感覚的に選んだ買い目”ですと、高回収率の維持は不可能に近いのではないかと思います。
組み合わせごとの期待値や的中率。
これを何らかの基準と計算式で算出しないと、勝ち続けるのは難しいはずです。
上位人気馬絡みの買い目は、高回収率維持の難度が下がる
シャチさんの指数における、高指数の上位人気馬。
そこに注目する事で“複雑な計算”の難度が下がるというのが、今回の記事のポイントです。
上記で示したように、単純な買い方でさえプラス維持が見えてくるほどです。
上位人気馬の活用こそ、シャチさんの指数を最大限に活かす鍵なのではないかと個人的に感じています。
具体的にどんな上位人気馬に注目すればいいか?
では実戦において、どんな馬に注目したらいいのか?
その一例を考えてみます。
まず上位人気馬を「締切2分前の単勝オッズが5倍未満の馬」と定義します。
該当馬・今年の成績は下記の通り。
件数 | 勝率 | 単回収率 | 複勝率 | 複回収率 |
3,942 | 27.6% | 79.4% | 61.4% | 85.4% |
この馬達をシャチさんの指数ごとに区切った成績が下記です。
上位人気馬・指数の値ごとの成績
- 分析期間等
- 同上
指数 | 件数 | 勝率 | 単回収率 | 複勝率 | 複回収率 |
50以上 | 207 | 30.4% | 100.9% | 62.8% | 96.3% |
40~ | 173 | 28.9% | 93.7% | 64.7% | 98.6% |
30~ | 264 | 29.2% | 92.4% | 65.2% | 92.4% |
20~ | 369 | 29.8% | 86.3% | 63.7% | 89.5% |
10~ | 453 | 27.8% | 79.5% | 57.2% | 79.7% |
0~ | 479 | 28.0% | 80.3% | 63.9% | 89.4% |
0未満 | 1,630 | 25.6% | 70.5% | 59.0% | 80.0% |
指数の値で見ると、20以上の時点で平均的成績を超えて来ます。
30以上からは単複共に90%以上の回収率、100%超えが見えるほどです。
また低指数馬を「危険人気馬」と捉える事もできます。
続いて、指数順位ごとの成績です。
上位人気馬・指数順位ごとの成績
- 分析期間
- 同上
指数順位 | 件数 | 勝率 | 単回収率 | 複勝率 | 複回収率 |
1位 | 374 | 31.0% | 96.1% | 64.2% | 95.5% |
2位 | 331 | 27.5% | 86.6% | 63.1% | 89.9% |
3位 | 344 | 28.2% | 82.6% | 64.8% | 91.2% |
3位未満 | 2,526 | 26.7% | 75.1% | 59.5% | 81.9% |
1位馬が最も優秀ですが、2位・3位の馬にあまり差がありません。
順位よりも指数の値を重視すると、より正確に高期待値な上位人気馬が特定出来そうです。
そうした馬達を中心に馬券を構築する事で、馬券成績アップの可能性が高くなるはずです。
要注意!狙われやすい”単複馬券”
ちょっと話がズレるんですが…
さまざまな指数・確率予測を参考に馬券を買う際、「高評価馬の単純な単複狙い」は避けた方がいいかも知れません。
例えば、ある馬券購入者がこんな感じの経験をしたとして↓
高指数馬を軸にしたにも関わらず、馬券が外れた。
期待値を追っているなら特に気にする必要のない結果ですが、
「目の前のレースを当てたい」
「外れるのが怖い」
という発想ですと、
「素直にA馬の単複で良かった」
などと考えてしまうのではないかと思います。
もの凄く断片的な話ではあるんですが…
要するにこういう経験を積み重ねる事で、「最高評価馬が勝ったのに馬券が外れた」という結果を恐れるようになり、単複を積極的に買うようになるのではと。
あくまでも私の憶測で恐縮なんですが、
こういうユーザーがもしかしたら多数派なんじゃないか…?
とも思ってます。
最高評価馬って◎印が付くなど、とにかく目立つ書き方になりますしね…
というわけで要注意です!
シャチさんの指数で開ける勝利への扉、鍵は買い目構築スキル
今回のまとめです!
- シャチさんの指数、単複回収率と相関する高い精度を誇る
- 上位人気馬絡みの買い目ほど、高回収率を狙いやすいかも?
- 可能な限り緻密な買い目構築で、期待値が高い組み合わせを抽出する
シャチさんの指数を元にした買い目の構築、まずは高指数の上位人気馬に注目し、そこから手を広げていくと上手くいきそうです。
しかし、単純な組み方では恐らく他のユーザーと買い目が被りやすくなり、得られる馬券的妙味も限定的になると思います。
“独自性ある正解”へ辿り着く事を目標に、統計学や数学を駆使した買い目構築スキルを磨き続けたい所です!