１着付けにすべき馬は？
地方ライオン指数、馬連では２頭の指数合計値に注目しました。
今回は馬単の分析、視点を少し変えて「どんな馬を１着付けに置くか？」をまず考えます！
地方ライオン指数の基本性能を調べた記事を読むと、指数の高い馬ほど単複回収率が高くなることが分かります。
このシンプル且つ強力な性質を馬単で活用すべく、まず１着付けの馬選びから入ります！
１着付けの馬、指数ごとの成績をチェック
例えば１着付けの馬の指数が６０台と７０以上では、どのくらい成績が変わるのか？
まずはこれをチェックします。
相手の馬に制限は掛けず、総流しで見てみます。
１着付けの指数別成績
- 仮名
- 地方ライオン指数
- 分析期間
- 2022年1月1日 ～ 2023年6月30日
- 分析対象レース
- 上記期間内の19,755レース
- 予測の掲載がないレースは排除
- 備考
- 回収率は\100均等買いの成績
| １着付けの指数 | 件数 | 的中率 | 回収率 |
| 70以上 | 98,670 | 3.2% | 85.8% |
| 65~ | 151,827 | 2.2% | 68.1% |
| 60~ | 244,467 | 1.7% | 72.8% |
| 55~ | 311,032 | 1.3% | 66.4% |
| 50~ | 311,161 | 0.8% | 61.1% |
| 50未満 | 752,203 | 0.3% | 42.4% |
一目瞭然で指数70以上から成績が良化！
総流しでも平均回収率超え、ここから２着付けの馬を絞り込みます。
２着付けの馬、どこまで拾うべきか？
1着付けの馬を指数70以上に限定して、2着付けの指数別成績を見ます！
相手の指数が高いほど、成績は良くなるか？
2着付けの指数別成績
- 分析期間・対象レース等
- 同上
- 備考
- 回収率は\100均等買いの成績
| 2着付けの指数 | 件数 | 的中率 | 回収率 |
| 70以上 | 3,918 | 6.9% | 90.5% |
| 65~ | 6,772 | 6.0% | 99.4% |
| 60~ | 11,635 | 5.1% | 102.4% |
| 55~ | 15,744 | 4.2% | 89.1% |
| 50~ | 16,633 | 3.3% | 92.8% |
| 50未満 | 43,954 | 1.7% | 75.0% |
ここもハッキリと成績に差があります！
50未満は切っていいでしょう。
考えたいのは指数50台の馬、↓の分析表を見てみて下さい。
| 2着付けの指数 | 件数 | 的中率 | 回収率 |
| 60以上 | 22,325 | 5.7% | 99.4% |
| 50~59 | 32,377 | 3.7% | 91.0% |
50台と60以上にまとめました。
50台の回収率も光はありますが、60以上の馬だけを相手にしても十分な母数が取れます！
購入点数を抑える方が現実的ですし、60以上の馬に限定すべきだと見ます。
狙いのゾーンから独自の買い目を！
狙いのゾーン、成績をまとめます！(上の表と重複しますが…)
1着付けの馬・指数70以上 → 2着付け60以上
ですね。
| 件数 | 的中率 | 回収率 |
| 22,325 | 5.7% | 99.4% |
母数が多く、絞り込む余地は十分に残されています。
この贅肉をぜひ独自の手法で削ぎ落し、プラス回収率維持の道を見出して下さい。